命が助かっても

祖父が胃がんの手術で入院し、胃を3分の2切除することになりました。 おかげで今まで食べられていたものの大半は食べられなくなりました。

今まではお菓子や菓子パンが大好きで、毎日のように間食していたのですが 胃を切除すると消化能力が下がるので、それらの味の濃い食べ物は 食べれなくなるそうでした。これ以外にも、ステーキや天ぷら、とんかつ、カレーなどの 脂っこいものもダメだそうで、基本食べられるのは野菜を薄く味付けしたもの だけになるそうです。

もともと濃い味付けが好きだった祖父なので 食の変化によってせっかく手術して生き延びても楽しみがなくなってしまうのではないかと 不安になってしまいました。

生きることの喜びの一つは食べることだと思うので、美味しいものを食べられなく なるということはたとえ手術で命がながらえたとしても辛いだろうなと 思うのです。

もし、自分が同じ病気になってしまったら、おそらく胃がんはそのままで 美味しいものを死ぬまで食べていたいと思うのです。そっちのほうが死んだ時になんの 後悔もなく死ねると思います。

ところが今回の祖父の食生活の大きな変化のために祖母や母親までもが 献立を大幅に見直す方向に入ってしまいました。私の食べ物も味っけのないものに なってしまうようです。